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「心鍛えて」について - 久遠長文

2017/01/10 (Tue) 21:23:37

 明けましておめでとうございます、久遠長文です。
 柚明前章・番外編挿話24話「心鍛えて」を、公開します。

 柚明前章の実質的な終りで、10年前の夜の事件の直前を描いています。

ご意見ご質問ご要望等ありましたら、承ります。

 よろしくお願いします。

Re: 「心鍛えて」について - 黒鯨

2017/02/13 (Mon) 04:45:00

あけっぴろげに見えてたいせつなひとには奥手なサクヤがチャイルドマレスター(小児性犯罪者)とかキャラ崩壊過ぎる。

幼児の前で最高に悪影響な二者択一をさせる(柚明なら浮力を着けた浮き輪を行けない方に投げるくらいは出来そうなものだ、話の都合でIQ下げるのは悪手では)真弓が強く賢く優しく正しく美しいとかもしかして柚明は人を観る目だけはない?どうしても双子が必要なら眠らせるくらいしておけよ強く賢く優しく正しい真弓さんは・・・

桂も原作部分とオリジナル部分で人格が違い過ぎる。白花を切り捨てること自体はあるかも知れんがそれを柚明に隠すとか愚劣で陰湿過ぎ

原作アカイイトの延長線上を期待して不快な思いをする人が
出ないように原作主要キャラ外道化の注意書きをオススメします。

Re: 「心鍛えて」について - 久遠長文

2017/02/18 (Sat) 00:13:33

書き込みありがとうございます。拝読しました。久遠長文です。
現在、ネット環境に恵まれないため、本格的な書き込みが難しい状況です。
ネット環境が復活する来週月曜日に返信いたします。
お待たせして申し訳ありません。
宜しくお願いいたします。

Re: Re: 「心鍛えて」について - 黒鯨

2017/02/20 (Mon) 07:52:06

ちなみにサクヤの性犯罪は「鬼はうち、福はうち」の 
『時々首筋に唇当ててくれた事もあったし』
『つるぺたな胸を良く撫でて触れてくれた』
ところです、たとえ本人が許していようが他に本命がいる上で無知な小学生にコレは明確に一線を越えています。強く賢く優しく正しく美しい真弓はさっさと警察に行くべきなのでは?

強姦魔の大野を免職だけで野放しにしたり騙して夏美を殺すための情報を提供させた夏美の姪を腐れ叔父夫婦の家に放置したり、もうどんなに綺麗事を言っても真弓の人格は知識はあってもそれを使う知恵の無い猪武者or血の繋がった家族以外に一片の責任感もない極まった血統至上主義者の二択以外に説明がつかないと思うのですが・・・


Re: 「心鍛えて」について - 久遠長文

2017/02/20 (Mon) 22:13:41

 書き込みを有り難うございます、久遠長文です。
 文面を辿ると何度かお逢いした方を思い浮かべます。

>あけっぴろげに見えてたいせつなひとには奥手なサクヤがチャイルドマレスター(小児性犯罪者)とかキャラ崩壊過ぎる。
ちなみにサクヤの性犯罪は「鬼はうち、福はうち」の~

 ここは、サクヤにとって柚明が「一番たいせつな人ではなかった」から、あけっぴろげだったというだけです。キャラ崩壊とはわたしは思いません。
 一線を越えているかどうかの判断は、人によりけりとわたしは考えます。法律のラインを越えるか越えないかとは別ですが。
 強く賢く優しく正しく美しい黒鯨さんなら、警察に行っていたのでしょう。


>柚明なら浮力を着けた浮き輪を行けない方に投げるくらいは出来そうなものだ~

 黒鯨さんは、縄を握っても手を繋いでも吹き飛ばされそうな風と波の渦巻く嵐の海で、「力」のみは何の影響も受けず、晴の凪の日のように有効だと、疑いもしていませんね。
 浮き輪を投げても流される、飛ばされる。きちんと掴めない、掴めても緩んで振り落とされる。そう言う状況は幾らでもあり得ます。「力」の効果さえ減じられ無効化されることも。


>幼児の前で最高に悪影響な二者択一をさせる真弓が強く賢く優しく正しく美しいとかもしかして柚明は人を観る目だけはない?どうしても双子が必要なら眠らせるくらいしておけよ~

 黒鯨さんのご指摘通り、柚明の人を見る目は、自分が好いた人・知り合った人にやや甘くなっています。
 そのうえで、眠らせてしまっては幼子をその場にいさせる意味がない。柚明が幼子に心中の動揺を悟られない様に努めることも修練の一環だからです。
 黒鯨さんは、最悪な状況の思考訓練がお気に召さないようですね。最悪の状況を想定できない人には、「最悪を想定する人が最悪に映る」らしいです。
 泥棒の手口を防犯に役立てるために研究する人を、「泥棒の練習をしている」と非難する様なものだと、わたしは考えます。


>桂も原作部分とオリジナル部分で人格が違い過ぎる。白花を切り捨てること自体はあるかも知れんがそれを柚明に隠すとか愚劣で陰湿過ぎ
>原作アカイイトの延長線上を期待して不快な思いをする人が出ないように原作主要キャラ外道化の注意書きを~

 外道という点では、原作の登場人物にも結構外道がいます。それも桂の側に。
 真弓も正樹も拾年前の夜、柚明をご神木の生贄にして危機を乗り切ったことを、黒鯨さんはどう考えますか? 解き放たれた鬼神と戦う必要などない、家族みんなで遠くへ逃げ去れば、生活環境は変わってもみんなで仲良く生を全うできたのではないか。

 アカイイトは分岐の要素があるお話しで、登場人物達の考えや動きの幅は結構広い。
 桂は烏月ルートの終盤、意識のない烏月とサクヤと柚明が、主の分霊のケイとミカゲとノゾミとの決戦の最中、目覚めぬ烏月を見捨てて一人逃げ去り、町まで帰ってしまう選択もあります。
 柚明ルートでは、桂は白花をご神木に宿らせることに余り抵抗感なく了解します。柚明の心中は、桂視点なので分かりませんが……?
 ノゾミルートに至っては、桂はノゾミを迎え入れています。このルートでは事情を知らない桂はともかく、迎え入れられたノゾミは何のフォローもない限り外道と言って良い。


>強姦魔の大野を免職だけで野放しにしたり騙して夏美を殺すための情報を提供させた夏美の姪を腐れ叔父夫婦の家に放置したり~

 鬼を切る力で鬼ならぬ犯罪者に、私的制裁を加えよと言うことでしょうか? 「デスノート」ですね。
 経観塚の大人達(正樹真弓のみならず、学校の教諭達含む)は、被害者の女の子の名誉を護る為に「強姦事案などなかった」を公式見解としました。その判断が正解かどうかは異論の残る処ですが、そうした以上存在しない犯罪で元教諭を裁くことは出来ない。この辺りは法治社会の落とし穴かもしれません。
 しかしそれを乗り越える為に、私的制裁で生命を奪うか、足でも切り落として身動き取れなくさせるか。それは鬼切りの業を私的事情で別目的に流用することで、若木葛子の所業と同じです。

 夏美の姪(中原美琴のことだと思います。実は姪ではありませんが)を、あの時点で叔父夫妻の家に置くのが、決定的な過ちとは、誰の「見通す力」によって悟れるのでしょう。悲劇的な結末を迎えてしまいましたが、最初から仇同士だった訳ではないのです。


 かつて、柚明の章に意見感想を寄せてくれた方がいました。その意見感想は今でもわたしの血となり肉となっていますが、
「正樹が(柚明に比べて)法律や常識に縛られて行動に出ないことに納得できない」
「鬼切部が(柚明に比べて)力づくで処断し法律や常識を破ることに納得できない」
と逆方向からの苦言を同時に頂きました。

 一つ一つなら理が通っているのですが、これを同時に言われると、どっち方向から誰を非難しているのか(どうすれば良かったのか)分らない文面になります。
 柚明は余り広くない識見の中で、両方の考え方の間を揺らぎながら答えを出そうと努めます。両サイドが非難の対象であるなら、どっちに転んでもダメとなってしまう。この点について、その方から明確な返事は頂けませんでした。
 ただ、何度も同じ問を頂いて、何度も答えて、答えに納得いただけたのかと思ったら、実は納得してなかったらしく、又同じ問を頂くの繰り返しで。
 黒鯨さんは如何でしょうか?


 この件に関する更なるご意見ご質問ご感想ご要望、この件以外での更なるご意見ご質問ご感想ご要望、遠慮なく頂ければ幸いです。

常識 - 黒鯨

2017/02/21 (Tue) 01:02:19

〈一線を越えているかどうかの判断は、人によりけりとわたしは考えます。法律のラインを越えるか越えないかとは別~

千歩譲ってお互いが真剣に愛し合って一生添い遂げるのを考えて限度を守っているなら事情を聞いて一考するのもありかも知れませんが、本命が他にいる大人が小学生の首筋にキス して胸を撫でていたら普通は警察に通報しません?・・・これ、強く賢く優しく正しく美しくなかろうとフツーじゃないかなあ・・・


残りの回答は明日にしようと思います、ご回答ありがとうございました。

Re: 常識 - 黒鯨

2017/02/21 (Tue) 19:56:07

続きです

>黒鯨さんは、縄を握っても手を繋いでも吹き飛ばされそうな風と波の渦巻く嵐の海で、「力」のみは何の影響も受けず、晴の凪の日のように有効だと、疑いもしていませんね。
浮き輪を投げても流される、飛ばされる。きちんと掴めない、掴めても緩んで振り落とされる。そう言う状況は幾らでもあり得ます。「力」の効果さえ減じられ無効化されることも。

投げれば直接助けられないたいせつなひとが生き 残る可能性僅かですが生まれます、それに力を注げばもう少したいせつなひとが生き残る確率が上がります、何もしなければたいせつなひとの生きる確率は限りなくゼロです。これまで肉を刻み骨を砕き心を殺して鍛練を続け、ギリギリの命懸けの死闘でも人を助け続けてきた柚明がそれをしない・出来ない理由が何かありますか?
と、いうか最後の双子を危ない方から順番に助けるという回答が認められるならもう全問あの回答で良いのでは?
身内以外の全てを切り捨てる事しか考えない真弓たちならともかく、柚明ならたいせつなひとを順番は着けるとしても意識がある間は諦めることはないのでは?

>そのうえで、眠らせてしまっては幼子をその場にいさせる意味がない。柚明が幼子に心中の動揺を悟られない様に努めることも修練の一環だからです。

>黒鯨さんは、最悪な状況の思考訓練がお気に召さないようですね~

常識で考えましょう、真弓のやっていることは入社試験でやる曖昧な思考実験ではなくたいせつなひとに順位をつけ、切り捨てる準備をする優しい人間ならば大人でもトラウマになりかねない過酷な鍛練です。
常人離れした精神力を持ち、戦いを避け得ない柚明には確かに必要な試練かも知れませんが、幼児には見せてはいけません、精神に異常をきたす恐れがあります。大人には子供が一人前になるまでは守る義務があります、虫ですら子供の餌になるものがいます。強く賢く優しく正しく美しい大人ならなおさらです。
と、いうかオリジナル部分の桂が切羽詰まってもいないのにやたらと柚明や葛を切り捨てるのはコレが原因でしょうか?

>外道という点では、原作の登場人物にも結構外道がいます。それも桂の側に。
>真弓も正樹も拾年前の夜、柚明をご神木の生贄にして危機を乗り切ったことを、黒鯨さんはどう考えますか? 解き放たれた鬼神と戦う必要などない、家族みんなで遠くへ逃げ去れば、生活環境は変わってもみんなで仲良く生を全うできたのではないか。

>アカイイトは分岐の要素があるお話しで、登場人物達の考えや動きの幅は結構広い。
 桂は烏月ルートの終盤、意識のない烏月とサクヤと柚明が、主の分霊のケイとミカゲとノゾミとの決戦の最中、目覚めぬ烏月を見捨てて一人逃げ去り、町まで帰ってしまう選択もあります。
 柚明ルートでは、桂は白花をご神木に宿らせることに余り抵抗感なく了解します。柚明の心中は、桂視点なので分かりませんが……?
>ノゾミルートに至っては、桂はノゾミを迎え入れています。このルートでは事情を知らない桂はともかく、迎え入れられたノゾミは何のフォローもない限り外道と言って良い。

長文さんは行動を半ば強制される「事情」と本人の損得でしかない「都合」を混同していませんか?
アカイイト原作のキャラクターの行動には間違った、あるいは失敗したにしても大体は「事情」があります、桂は血は特別でも本編の一日前までただの学生だった普通の女の子です、記憶も欠落があります、命懸けの場面で逃げても間違っても無理はない、外道とは思わないでしょう。その上で選択すれば震えながら非力でもたいせつなひとのために立ち向かう彼女にプレイヤーは感動するのです。主にもミカゲにも見捨てられたノゾミにとって桂はこの世でただ一つの光です、どんな非道を働いても隠しても失いたくないという事事態は罪ではあっても外道とまでは言えないと思います(勿論それまでの殺しは別ですが、それ以外に道がなかった上に桂のために命を捨てたノゾミなら、何らかのケジメは着けるだろうというのは割と想像出来るはずです)、柚明の言う愛が原因の過ちですね。真弓と正樹にしても柚明を引き止めれば日本は確実に地獄になります、非情ではあるけれど外道とまでは言えないと思います。彼ら彼女らには実質他に選択肢が無いわけです。行動を強制される「事情」があるわけです。
翻って貴方のオリジナル部分の桂やサクヤの行動はどうですか?
柚明が鍛え混んだ複数人にフクロにされている(ここで柚明が死なないという確信が桂にあるということは骨を折る鍛練を幼少から見ていたという事ですか?今回の二者択一とあわさればオリジナル桂の原作とかけ離れた無情さは真弓が原因?これは悲しくて可哀想かも知れない・・・白花は真弓と離れたからマトモにそだった?)のを何もせずに喚いていないと桂は死にますか?柚明が大ケガを負って苦しんでいる隣の部屋でサクヤと肉体関係にならないと桂は死にますか?散々自分のために血を流した白花を切り捨てる時に柚明に隠さないと桂は死にますか?
これらは自分には「都合」にしか見えません。

>『デスノート』
何も殺せとか手足落とせと言っているわけではないのですが・・・
大野にしても叔父夫婦にしてもヤクザどもにしてもあれだけ目の前で犯罪をゲロしているのだから強く賢く優しく正しく美しい大人なら再犯防止の釘を刺しておく事くらいやろうとすると思いません?思わないかなあ・・・

で、強く賢く優しく正しく美しい真弓や正樹やサクヤ(妹を殺した八つ当たりをパンピーに向ける東條には何も期待しません、というか強く賢く優しく正しく美しい烏月はぶちのめしてでも正気にするか無理なら斬れよこの殺人鬼を)が強姦魔の大野や明らかに保護者失格の叔父夫婦&ヤクザを野放しにした結果が何十何百人の死というワケですが・・・これ、真弓・正樹・サクヤ・笑子あたりにそこらへんどう思っているのか聞いてみたい所です。

Re:フツーかフツーじゃないか - 久遠長文

2017/02/22 (Wed) 00:12:38

 書き込みを有り難うございます、久遠長文です。
 いつか為した応対を再々再度している様な、虚しくも嬉しく懐かしい気分です。

>本命が他にいる大人が小学生の首筋にキス して胸を撫でていたら普通は警察に通報しません?・・・これ、強く賢く優しく正しく美しくなかろうとフツーじゃないかなあ・・・

 フツーかフツーじゃないか。同性愛や百合が「フツーかフツーじゃないか」議論の対象にされることも少なくないこの世間で、仮にもアカイイトを舞台とした話題で、「フツーかフツーじゃないか」をぶっこんでくる黒鯨さんの大胆さには、驚嘆の至りです。
「そう言う行いをするサクヤは、竹林の姫や笑子に抱いた自身の想いに違背しないのか」くらいの問いは想定していましたが、斜め上を行かれました。
「フツーかフツーじゃないか」の話題は、深入りしない方が良いのではありませんか?

>投げれば直接助けられないたいせつなひとが生き残る可能性僅かですが生まれます~

 そう言う事は前提になっているので、作中では敢て述べていません。それで助かると確信できる状況なら、そもそも問いに意味がなくなりますし。

>常識で考えましょう~(中略)~幼児には見せてはいけません、精神に異常をきたす恐れがあります~
>と、いうかオリジナル部分の桂が切羽詰まってもいないのにやたらと柚明や葛を切り捨てるのはコレが原因でしょうか?

 これは柚明の修練であると同時に、幼子の修練の一環(初歩)でもあるのです。
 問は直接幼子に向いてないし、言葉の中身もほとんど理解できてないでしょう。それでも真剣勝負の雰囲気に多少なり触れること・馴染むことが、未来の修練の素養になる。
 心に負荷を与えたからと言って、必ず崩壊するとは限らない。多少なりとも鍛えておけば、アフターケアをしっかりすれば、負荷が大きくなりすぎない程度に抑えれば。体の鍛練と話しは近い。

 常識は地域や世代や属する集団で移ろい変わるものです。常識で考えると言うことは、自分の常識の範囲がそこ迄だと言うに等しい。悪いことではありません。わたしも今の時代の今住む地域の集団の常識に縛られていますので。
 ただ、常識が絶対ではないことを、常識の外にも未知の世界が広がっていることを、そこにも多数の人々がそれなりに生きていることを、心の隅に置いて頂ければと。
 オリジナル部分への疑念は、何処を指しているか分らないので、見解を差し控えます。

>翻って貴方のオリジナル部分の桂やサクヤの行動はどうですか?
~(中略)~これらは自分には「都合」にしか見えません。

「オリジナル部分の桂が切羽詰まってもいないのにやたらと柚明や葛を切り捨てる」と述べた同じ文中で、「オリジナル桂の原作とかけ離れた無情さ」とは、黒鯨さん。
「オリジナル部分の桂はやたらと柚明や葛を切り捨てるけど、無情ではない」という読み方で、正しいですか?

 わたしがアカイイト本編について述べた「外道」は、「非情でもあり、やむを得ない」ものだとわたしも考えます。また、両者は状況によっては紙一重であるとも渾然一体であるとも考えています。
 桂が逃げ出したことは、やむを得ない。
 ノゾミについては、封じられる前にも己の意志で多数の生命を奪っており、より心証は悪いですが、やむを得ない面もある。
 主の封じについては、日本が確実に地獄になるかどうか、正直疑わしい。アオイシロでは夷の王が陽の光の下を歩き回っていて、安心安全の現代ニッポンだった訳で。取扱注意・危険ではあるけど、敵ではない者にどこ迄脅威になったのか。アカイイト本編のサクヤルート末尾では、その主を滅ぼした者が陽の光の下を歩き回っています。

 黒鯨さんが述べた「柚明が鍛え混んだ複数人にフクロにされている箇所」では、桂には「柚明が死なない」「千羽は柚明を殺さない」という確信があります。
 桂は柚明の意志と選択を尊重しました。
「柚明が大ケガを負って苦しんでいる」箇所でも、柚明に死の危険はありません。
 サクヤは桂と話すべきことがありました。添い寝はついでで、柚明の勧めです。
「白花を切り捨てる時」も柚明に死の危険はありません。
 桂は事前に柚明に知られると決心が鈍るので、敢て隠しました。柚明は半ば察しつつ、敢て問わないことでその隠蔽を護っています。事後に柚明に明かす部分は、未だ描いていません。
 黒鯨さんに分かって貰えないのは、わたしの描写や構成の未熟です。

>何も殺せとか手足落とせと言っているわけではないのですが・・・

 黒鯨さんが真弓をやたら連呼するので、真弓なら出来る私的制裁と読解していました。
 正樹や他の教諭達や美咋の父も含めてと言うことだったのですね、申し訳ありません。
「再犯防止の釘を刺しておく事くらい」ですね。その程度で納得されるとは思えない筆致だったので、それ以上のことだろうと思い込んでいました。
 柚明が直接為した訳でもなければ、立ち会った訳でもないので、その辺りの事情は作中では割愛しています。 宜しいでしょうか?

 更に言えば、大野と柚明の再戦はその後で起こっています。釘を刺しても、人によっては全く効果のない場合もあります。
 そんな大野俊政の人格を読解の上で、黒鯨さんが「殺せとか手足落とせよ、真弓が」と言っているのだと思い込んでいました。ここはわたしの不明の致す処です。

>で、強く賢く優しく正しく美しい真弓や正樹やサクヤが強姦魔の大野や明らかに保護者失格の叔父夫婦&ヤクザを野放しにした結果が何十何百人の死というワケですが・・・これ、真弓・正樹・サクヤ・笑子あたりにそこらへんどう思っているのか聞いてみたい所です。

 これ、真弓達の責任なんですか?
 大野俊政については「釘を刺すくらいのこと」でいいんですよね? それを割愛したことは前述しましたが(ここは誤解させて申し訳ありません)、それを仮に怠ったとして、黒鯨さん、釘を刺さなかったことを「そこらへんどう思っているのか」真弓達に聞いてみてください。

 誰の責任だと思いますか? 誰が悪いと思いますか? どこかで誰かがいつか為す悪事の結果まで、全て正義の味方の責任ですか? しかも鬼切部は正義の味方ではない。
 その上で、鬼切部の真弓に求める中身ではないのですよね? 普通の社会人である正樹や真弓や神原武則や奥寺教諭達に、求める責任なのですよね?
 学校の管理体制などは責められるべきでしょう。そんな人間を見抜けず雇用して今に至った責任は。でも、被害者の家族が、部外者の黒鯨さんから一体何を聞かれるべきなのか。逆に教えていただきたい。

 保護者失格の叔父夫婦、結果から見ればその通りです。でも最初からそうではなかったのに、どの時点で誰が何の立場で、どの神の視点から未来から遡って「こうなるからダメだ」などと分かったのか。言えたのか。措置できたのか。
 この件について、正樹・サクヤ・笑子に、黒鯨さんは一体何を聞きたいですか? 関わりがなく何の影響も与える立場になかった者達に、何を聞く積りか、教えていただきたい。
 真弓についても、問うばかりではなく、この時点で「黒鯨さんが真弓の立場にいたなら何が出来たのか、どうすれば良かったと思うのか」示していただきたい。

 人の生命が犠牲になるテロ事件が起きた際に、テロリストを責めるのではなく、防げなかった警察や軍隊を仇の様に責める。無能や失敗があれば批判に値しても、真の原因はそこにはないでしょう。犯人は誰ですか? 傷つけた者は誰ですか? 罪のある者は誰ですか?
 仮にそれを越えて、鬼切りの業を私的事情で別目的に流用するなら、若木葛子の所業と同じですけど、それでもいいですか?(「いい」という考えもあるかも知れませんが)

>と、言うか真弓って夏美の姪の件を悔いたり、柚明を斬らなかった自分を罰する描写とかありませんよね、

「アカイイト・真弓の章」ではないですからね。真弓が心中を晒すシーンは余り多くない。烏月を見ても分かる様に、強い正義漢を胸に抱かなければ鬼切りなど出来ないけど、だからと言って鬼を切って苦味の残らないことはない(実際、鬼も人にごく近いですから)。
 強い自律心で内心の悔恨をほとんど漏らしてないと、想定しています。
 烏月も烏月ルートで桂に少し、サクヤルートの終盤で維斗の太刀を犠牲にしてサクヤ達を護った際に少し、吐露している位です。正樹と真弓の馴れ初めも、その辺りにあるのではないかと、わたしは考えていますが。
 終わってしまったことの悔恨など、取り返しの付かないものです。そんな救いのない悲嘆を見せられても、柚明達が困ること位、真弓も分かります。容易に漏らす訳がないじゃありませんですか。

>千羽党も白花を私情で庇った連中(彼ら強く賢い鬼殺すためなら一般人も巻き添えにするプロですよね?パンピーの鬼の家族と違って鬼の危険を百も承知で白花を匿ったんですよね?)は白花が地獄の苦しみを受けているにも関わらず自分を罰さず被害者面

 白花を匿ったのは、千羽明良の意を受けたごく少数の者達です。その者達は自業自得というなら、明良も同類と言えます。
 それ以外、残りの多数は被害者ヅラしていいことになりますね。まさか鬼を切る者だから鬼に切られて当然(剣に生きる者は剣に滅びろ)とか言い出さないですよね。

>仕事がハードといっても大抵の退魔モノとと違って毎回仲間に死人が出るわけでもなく、ひっきりなしに戦うワケでもなく学生生活をエンジョイして守るべき無辜の人々をいじめて回る余裕まであるようだし。

「アカイイト・千羽の章」でも描ければ、鬼切部側の犠牲を描けた処ですが、わたしの力量ではそれらを描くには至れませんでした。ここはわたしの力不足を反省いたします。
「学生生活をエンジョイして守るべき無辜の人々をいじめて回る余裕」が、この先の彼女からは喪われて行くのですよ。

 黒鯨さんは、白花の件で鬼切部が罰を受けるシーンを見たかったのでしょうか? わたしは、千羽党は白花の暴走から1年以上緊急時にあって、罰を受けるどころではなかったと想定しているので、その絡みは現在まで描いていませんでした。
 千羽党に罰を下すポジションにいるのは若杉です。鬼切部だから「なぁなぁで甘い処分になる」と思いますか? 若杉は鬼切部各党など、いつでも切り捨てられる蛸の足位にしか思っていません。千羽党その物が滅ぼされる可能性があった訳ですから、罰のどうの、後の話しです。

 そして千羽党が罰を受けようが裁かれようが、アカイイト世界では少数でも人の世に鬼が顕れます。黒鯨さんは、それを放置しておけと?
「警察の腐敗を罰すると誰彼構わず牢屋にぶち込んだら、町は犯罪者のやりたい放題」なんて愚かな図は描きたくありません。
「失態は功績で取り返せ」もありなら、「被害者に謝って許しを得る」もあり。
 でも、千羽党の関わりの外にある出来事、若杉の責任とは言い切れないものまで、負わされるのでは堪ったものではない。

 黒鯨さんの見解を教えて下さい。

アカイイトの舞台は現代日本です - 黒鯨

2017/02/23 (Thu) 18:41:44

それではお願いします。

>フツーかフツーじゃないか。同性愛や百合が「フツーかフツーじゃないか」議論の対象にされることも少なくないこの世間で、仮にもアカイイトを舞台とした話題で、「フツーかフツーじゃないか」をぶっこんでくる黒鯨さんの大胆さには、驚嘆の至りです。

アカイイトの舞台は現代日本です、ハーレムやお稚児さんが常識の中世や異世界に舞台変更しているのなら注意書きに書いてください。男女だろうと女同士だろうと男同士だろうと現代日本で大人が小学生に過剰な性的接触をするのは現代日本では犯罪です、本命が他にいるならなおさらです。特別強く賢く優しくなくとも責任感が欠片でもある人間なら警察に通報するのが普通では?違いますか?
それと、これがキャラ崩壊でないというのなら原作でサクヤが本命がいる上で小学生に手を出す女版光源氏であるというのが描写されている場面を教えてもらいたいです。




>主の封じについては、日本が確実に地獄になるかどうか、正直疑わしい。アオイシロでは夷の王が陽の光の下を歩き回っていて、安心安全の現代ニッポンだった訳で。取扱注意・危険ではあるけど、敵ではない者にどこ迄脅威になったのか。アカイイト本編のサクヤルート末尾では、その主を滅ぼした者が陽の光の下を歩き回っています。

馬朧流が表立ってコトを起こしていないのは奴が弱いからでしょう(面白半分で生け贄を強要しまくっていたら信者が全員キリスト教に改宗して信仰ゼロ→弱体化の流れが眼に見えるよーだ…)。眼を開放しない状態では天才とはいえ実戦経験の少ないであろう辺鄙な離島の腕利きにぽんぽん首飛ばされるワケで鬼切り役には一対一でも勝ち目なさそうだし、だから離島で鬼切部にバレないように隠れて事を進めていたわけで。
性格的にも単純に人間の粛清だけなら種族の違いで済むかも知れませんが、騙して親に子供を魂まで救われない地獄に叩き込ませる愚劣極まる外道さ・元ネタのバロールの娘は監禁で済ますけれど孫は予言の回避を試しもせずに殺そうとする差別的な無情さを合わせて鑑みれば、奴に神話時代の力があれば嬉々として人体実験・大量虐殺・生贄強要しまくるのは間違いないでしょう。馬朧流にとっては自分の一等親以外はすべて使い捨ての消耗品なんでしょうね。

主の場合は分魂を別人としてカウントしたとしても武神ですら勝てない大鬼神様御本人が天津神と戦争起こすとはっきり発言しています。天津神と主の闘いに巻き込まれて何百万人死ぬのやら、ヘタすれば日本沈没の恐れアリかな、まあ人間だって戦争してる時に足元の蟻を気に掛けはしないでしょうからこちらは種族の違いとは言えましょうが。
『鬼切りの鬼』で雌伏しているのは天敵のサクヤと桂が追っているからでしょう。
柚明の章版の主はもう柚明に過酷な運命を押し付けた世界を敵味方関係なく積極的に破滅させると断言しています。
暴虐で滅茶苦茶傍迷惑ですが男らしくて愛一直線でかっこいいですね。もう柚明と竹林の姫(+ノゾミカ)の両手に花で世界征服する主様が見たいくらいです。
あと原作サクヤルートのサクヤが態々桂が生活している日本に地獄をもたらす理由があるというのなら原作の何処を見ればいいのか教えてください。


「黒鯨さんが真弓の立場にいたなら何が出来たのか、どうすれば良かったと思うのか」ですね

一応前提条件をつけておきますね。
・真弓の強さ賢さ美しさは自分の物として自在に使える(まさか一般人に丸腰で鬼と戦えとか無茶なことは言いませんよね?)

・夏美の事件の場合。
自分が真弓ならヤクザどもはきっぱりはっきり大量殺戮犯なのでおあつらえむきに鬼切りの邪魔をしている所を後ろから不意打ちで殴り倒して夏美に殴られた事も分からないほどズタズタになるまで殺してもらいます。で、敵討ちが終わった所で不意打ちで夏美に鬼切りを試したのち駄目なら全力で討伐します。東条たちにとって真弓はたいせつなひとなのだからまさかチクったりしませんよね?え、鬼切りルールには逆らえない?人を殺したことにショックを受けたフリをして泣き落とし、それでだめなら女の武器を使って色仕掛けです、闘いの前なのだから避妊くらいはしていますよね?
んで、生き残りのヤクザを締め上げてこれからの人生でカタギに手を出したら…と最強の鬼切部の全力全開の殺気をぶつけた後で叔父夫婦の犯罪の証拠を集めて警察に通報します。鬼切部は警察頼ったらいけないとか言いませんよね?
で、美琴真琴に今までの鬼切りの給金(まさか最強の鬼切り役の給料が少なかったりしませんよね?)から一人前になるまでに必要なだけのお金を渡して今まで培った人脈(まさか最強の鬼切り役に感謝してるマトモな人間が一人もいないとか言いませんよね?)をフル活用してマトモな里親を探します。

・大野の事件の場合
で、大野の場合はサクヤと交替(まさかサクヤが柚明が危ないのにお仕事忙しいとか言いませんよね?)で毎日柚明の通学に隠れて随行します、柚明にも学校で一人にならないよう忠告します、まさかサクヤや真弓が弱いものいじめしか出来ない強姦魔から隠れられないとか言いませんよね?
で、柚明に襲い掛かったところを捕まえて最強の鬼切部の全力全開の殺気(拷問はしませんよ、殺すとかも言わずに殺気だけぶつけます)で尋問した上で警察に突き出せば合法的に刑務所送りに出来る上に葛子をマークできるはずです。

鬼切りルールに反している?そもそも柚明の章の若杉や千羽党の中でルールを守っているキャラクターがいますか?

一般ピープルの自分にもこれくらいは思いつきますよ、真弓や正樹やサクヤや笑子ならもっといい方法を思いつくのでは?


>誰の責任だと思いますか? 誰が悪いと思いますか? どこかで誰かがいつか為す悪事の結果まで、全て正義の味方の責任ですか? しかも鬼切部は正義の味方ではない。

そうやって誤魔化して責任の所在を曖昧にするのはやめましょうね。

・夏美の件の原因→水をかけるだけで傷を治すという鬼切部にとっても垂涎の能力の持ち主である夏美にマトモな指示もしていないヤクザをけしかけた若杉の無能と怠慢。きちんと話し合いをするかそれでだめなら人質でも取ればもっとスマートに回復役が手に入ったはず。
・大野の件の原因→主や贄の血や真弓やサクヤなど、神秘界のバルカン半島と言っても過言ではない経観塚に若杉から見ても(!)極端な差別主義者の葛子を送った若杉の無能と怠慢。
きっぱりはっきり若杉に大本の原因と責任がありますね。

若杉や鬼切部が正義の味方で無いのは嫌というほど理解していますが、だから?
政治家や軍人も正義の味方ではないけれど怠慢や無能で無用な犠牲を出せば責任を追及されますよ?
子供が危ない遊びをしているからといってそれを止めるために躾けもしていない猛犬をけしかけて子供を殺した飼い主がいたら悪いのは9割型飼い主です、勿論犬も殺処分ですが。
若杉には金と権力があって日本を守っている神の眷属だから家畜や稲穂に過ぎない一般人をいくら死なせても無問題とか言います?
長文さん自身やその家族が殺される側ならそれを正しいとして一切恨まず責めず逆らわずに死にますか?

>心に負荷を与えたからと言って、必ず崩壊するとは限らない。多少なりとも鍛えておけば、アフターケアをしっかりすれば、負荷が大きくなりすぎない程度に抑えれば。体の鍛練と話しは近い。
>オリジナル部分への疑念は、何処を指しているか分らないので、見解を差し控えます。

桂が柚明や葛を~は、欠点は数多いけれど愛深い原作羽藤桂とはかけはなれた柚明の章羽藤桂の無情さ無責任さが鍛えこんだ複数人に袋叩きにされても柚明が死なないと確信できるほど幼少時に真弓の過酷な鍛錬を観ていたことに起因するのではないかと連想したからです。そういえば桂が相馬党にかけられた暗示は妖異への興味をそそるだけで、友人が死んで落ち込んでいる姉をほったらかして遊びまわれとまで細かくは刷り込まれていないような…やっぱり過酷な鍛錬を間近で観すぎて精神に悪影響を受けていたのでは?
白花がマトモに育ったのは羽藤から離れたおかげなのではと思ったり。

ついでに今回の双子への修練を体への修練に直すと『小学生未満の幼児に200キロの岩石で筋トレを正しい方法も教えずに強要』というのが正確だと思います。99パーセント失敗して大怪我をするだろうし1パーセントの奇跡が起こって成功したとしても重い障害が残ると思いません?

>白花を匿ったのは、千羽明良の意を受けたごく少数の者達です。その者達は自業自得というなら、明良も同類と言えます。

そうですよ、明良もその同類で自業自得です。全体のために小を犠牲にすることを良しとして、近い将来コドクで数多の人間を地獄に落す予定の若杉の配下でありながら、白花を見逃して匿ったのだから最大の責任者は明良です。
まあ鬼切り役とはいえ人間、心を捨てられないし彼の主観では一縷の望みがあったらしいのでそれ自体は仕方の無い事なのかも知れません。

が、それと殺戮を犯した白花を庇ったことは話が別です。

明良は白花が一人、人を殺した時点で白花を殺して切腹するべきだったということです。
彼にはそれだけの責任と罪があり、これ以上犠牲者を出さない義務と使命がありました。
でも、明良はそれを曲げ、不安定な白花を庇い野に放ち日本全体を脅かしました。なんとか無事に終わったのは結果論です。関係ない人間にとっては完全な私情で地獄行きにされかけたのだから堪ったものではありません。
一応明良は妹に殺されましたが、彼の甘さで死んだ人間は帰ってきません。
彼と同じように大のために小を殺す鬼切部でありながら私情に走った連中は武力を盾にしてお咎めなし、償いとして生き地獄に堕ちた白花の次に責任のある相馬党を調べることもせずに仇の家族とはいえ当時未成年であり、十年間地獄で日本を守ってくれていた柚明に被害者面で八つ当たりです。
ヤクザかなんかですか?千羽党は?


>それ以外、残りの多数は被害者ヅラしていいことになりますね。まさか鬼を切る者だから鬼に切られて当然(剣に生きる者は剣に滅びろ)とか言い出さないですよね。

ええ、彼らには鬼を斬る以外に道は無く結果的にとはいえ日本を守っているのだからそうは言いません。
が、それと白花の次に責任のある相馬党を調べることもせずに仇の家族とはいえ当時未成年であり、十年間地獄で日本を守ってくれていた柚明に八つ当たりで殺人未遂は話が別です。


>黒鯨さんは、白花の件で鬼切部が罰を受けるシーンを見たかったのでしょうか? わたしは、千羽党は白花の暴走から1年以上緊急時にあって、罰を受けるどころではなかったと想定しているので、その絡みは現在まで描いていませんでした。
>千羽党に罰を下すポジションにいるのは若杉です。鬼切部だから「なぁなぁで甘い処分になる」と思いますか?

たしか千羽党は防備を固めて罰を避けたんでしたね。無辜の人々を守る(笑)

若杉の襲撃に備える?誰かが罰を与えてくれるのを待つ?
そんなすっトロいことをしている場合じゃあないでしょう主が復活したら日本全体の危機なのだから。若杉に土下座して靴の裏を舐めて絶対服従を誓って体内に爆弾でも裏切ったら死ぬ式神でもなんでも仕込んでで死に物狂いで白花を抹殺した後で白花を匿った者は被害者(千羽党以外も含む)にボコボコにされて(千羽的にはこれが正当な復讐なんでしょ?)自らを罰するべきです。連中に最低限人間としての誇りがあるなら。
白花に殺されて戦力が足りない? 他の党にに土下座して靴の裏を舐めるなり裏切ったら死ぬ式神埋め込まれるなり非戦闘員の綺麗どころ(お誂え向きに盲目になった姉妹がいましたね、彼女らなら適役じゃあありません?罰としても丁度いいでしょう)を差し出すなりして協力を取り付けれるくらいはすべきでしょう、身内の我がままで日本全体の危機なのだから。



>若杉は鬼切部各党など、いつでも切り捨てられる蛸の足位にしか思っていません。千羽党その物が滅ぼされる可能性があった訳ですから、罰のどうの、後の話しです。

そんな無情な暴君が人外の観月を騙まし討ちにして自分の家がそれを実行した暴君の用心棒だったからといって一々ショックを受けて自分達も切り捨てられるかもと不安になった挙句何もかも投げ出して男に惚れて引きこもったさいきょうのおにきりやくがいたそうですね。繊細なんですねぇ…
脳みそお花畑ですか?大事なのは自分の家族だけですか?

>そして千羽党が罰を受けようが裁かれようが、アカイイト世界では少数でも人の世に鬼が顕れます。黒鯨さんは、それを放置しておけと?
>「警察の腐敗を罰すると誰彼構わず牢屋にぶち込んだら、町は犯罪者のやりたい放題」なんて愚かな図は描きたくありません。

ええ、だから白花を匿ったもの以外の人間まで被害者にボコボコにされろとはいいません。
その後も頑張って鬼切りに励んでください。
体内に爆弾でも裏切ったら死ぬ式神でも埋め込んで綺麗どころを差し出して若杉に絶対服従を誓えば皆殺しにされることはないんじゃないでしょうか多分。完全に言いなりになる鬼切部が手に入るんだから。
まあもしも千羽党が皆殺しにされたとしても他の退魔モノと違ってそれほど頻繁に鬼が出るわけじゃないんでしょう? 相馬党あたりが千羽党の穴くらいなら喜んで埋めてくれることでしょう。
相馬党が原因? 原因なんかどうでもいいんでしょ若杉や千羽党には。




>「失態は功績で取り返せ」もありなら、「被害者に謝って許しを得る」もあり。

功績を挙げても謝っても死んだ人は生き返りません、死人にどうやって許しを得るんですか?もうこの世に戻ってこないのに。
被害者の家族にボコボコ(千羽的にはこれが正当な復讐なんでしょ?)にされた後で爆弾か裏切り防止の陰陽術でも抱えた上で死に物狂いで働くか、それが嫌なら切腹でもしてください。


>でも、千羽党の関わりの外にある出来事、若杉の責任とは言い切れないものまで、負わされるのでは堪ったものではない。

もちろんそうです、人間は全知全能の神ではありませんからね。でも明良たちの甘さで巻き込まれて死んだ人たちも堪ったものではありませんよね、そのケジメはつけましょうね、最低限の誇りがあるのなら。
日本全体の危機なら私情を捨てて死に物狂いで働きましょうね、最低限の誇りがあるのなら。


こんなところですね、丁寧な回答、ありがとうございます。自分のは長いのでお返事はゆっくりどうぞ、お体をお大事に。

アカイイト本編の事実関係への突っ込みは… - 久遠長文

2017/02/24 (Fri) 00:31:58

 ご回答いただき有り難うございます、久遠長文です。

>アカイイトの舞台は現代日本です~(中略)~それと、これがキャラ崩壊でないというのなら原作でサクヤが本命がいる上で小学生に手を出す女版光源氏であるというのが描写されている場面を教えてもらいたいです。

 そのような場面はアカイイト本編に存在しません。わたしの解釈です。
 二次創作とは、既にある材料(原作)を元に創るものですが、それだけでは不足が生じることは、黒鯨さんもお分かりと思います。必要に応じて、原作を解釈してその延長線上を描く必要がある。それを抜きに二次創作は作れません。
 問題は、その解釈が妥当か否かについてですが、わたしは黒鯨さんの指摘した箇所については、妥当であると考えています。

 元々、黒鯨さんが示した表記について、
『時々首筋に唇当ててくれた事もあったし』
『つるぺたな胸を良く撫でて触れてくれた』

 赤の他人が為せば問題かも知れませんが、これを父母が子に為したなら「過剰な性的接触」と言いません。サクヤにとっては、柚明も柚明の母や正樹もその扱いでした(大人と見なすまでは)。現代日本でも、幼子にチューする親や、体を撫でる親さする親はおり、愛情表現の1つです。ハーレムやお稚児さんが常識の中世や異世界を述べている訳ではありません。

>「黒鯨さんが真弓の立場にいたなら何が出来たのか、どうすれば良かったと思うのか」
・夏美の事件の場合。

 これは、一度目に真弓が夏美を切ることになった時、ですね。
 鬼切部は警察とも関わりを持っているので、頼りにすることは問題ないと考えます。
 夏美と共謀し、夏美にヤクザを皆殺しにさせ、夏美に鬼切りを使う訳ですか。

「夏美をヤクザ殺しの道具にしている」くらいのことを、黒鯨さんなら言いそうですが。鬼切部の失態で喪われる人命に随分ご立腹でしたけど、ヤクザの生命はいいんですね?
 では、不二宗佑他「奇跡の超聖水」幹部も同様ですか? 宗佑の妻・公子、長女さゆり、次女しのぶ等は? それと、真田昌幸・副島靖史・原田香苗など報道記者やその関係者は? 同様に夏美を使って皆殺しですか? 夏美の復讐相手はヤクザだけではないですよ。
 復讐を貫徹させるなら、それこそ多数の生命が喪われる。黒鯨さんが憤慨した数では済まないほどの。それで好いですか?

 或いは、どこかまでは復讐を暴走させて、どこかからは復讐を止めますか。でも、そんな計算や都合は、夏美が受け付けないでしょう。夏美の憎む理由は「ヤクザだから」ではない。戦えば真弓が勝つでしょうが、その恨みは死んでも残る。復讐を「操ろうとした」真弓への恨みも込めて。
「鬼を断つ刃(乙)」では、夏美は真弓に切られて終わることを納得しました。この展開でそれはありそうですか? 黒鯨さん真弓の言葉に説得力は宿りますか?
「夏美の納得・浄化より、ヤクザだけを殲滅したい。特定の者は生かす」なら、それは黒鯨さん真弓の「ヤクザ憎し」という私情に過ぎず、夏美の憤怒に添うものですらない。

>叔父夫婦の犯罪の証拠を集めて警察に通報します。

 叔父夫婦ってまさか、夏美・春恵にとっての叔父・不二宗佑のことではないですよね?
 中原美琴・真琴にとっての叔父・徳居典久のことですよね?
 確認しなければならないのは、徳居夫婦はこの時点で「犯罪など犯してない」からです。
 一応、「鬼を断つ刃」をお読みいただいての書き込みであること前提で続けます。

 この後で、徳居夫妻の子供(美琴・真琴にとっての従兄弟)に、姉妹は酷いことをされますが、それは叔父夫妻が命令した訳でも、唆した訳でもない。
 見て見ぬ振りはしました。それは罪と言えるでしょう。しかし、それが発生するのはこの何年か後のことです。前回も述べましたが、

「最初からそうではなかったのに、どの時点で誰が何の立場で、どの神の視点から未来から遡って『こうなるからダメだ』などと分かったのか。言えたのか。措置できたのか?」
 夏美に預けられる前は、まず真っ当に真琴・美琴を扶育していた、血の繋がった伯父伯母を押しのけて(部外者の真弓が鬼切部の権力でもちらつかせて)奪い去りますか?
 この箇所では、前回の問いに未だわたしは答えをもらえてないようです。
 黒鯨さんの対応は、結末を見たから言える「後出しじゃんけん」ですよ。

 因みに、現役の真弓の鬼切部の給金は、その職責に比べて著しく低いと、柚明の章では想定しています。
 鬼切りに役に立たなくなった後の後半生を終身面倒見るなどの表向きの理由の他に、身内(千羽党)に多額のお金は払わない・くれよと言い難い古めかしい慣習・使命でしょ・医療呪術他バックアップにもお金が掛かるんだなど、事情は色々です。

 羽藤に嫁した後で一度だけ鬼切りに協力した真弓は、若杉を通じてかなりの額のお金を報酬に受け取りますが、それは部外者(若杉介在)だからです。
 ただ、流石に鬼切り役でもあり、真弓もぜいたくをしない性分なので、彼女の蓄え以外にも鬼切りの経費を流用すれば、真琴・美琴が「一人前になるまでに必要なだけのお金」の工面は、想定上は可能です。

>・大野の事件の場合

 黒鯨さん真弓の案は、柚明が羽様の家族に、事前に相談していることが前提で成立します。それを柚明の選択で通らなかった以上、真弓もサクヤも柚明の危機を知ることが出来ず、この案は実行不可能です。
 事後に「釘を刺すくらいのこと」ならできますが。それが大野俊政には効果を持たなかった事実は、前回述べたとおりです。

 柚明は美咋への陵辱を隠し通すために(誰にも知られぬ様に)、自身への陵辱未遂(又は陵辱)で大野俊政を失職させようと、真弓やサクヤや正樹に秘して、彼の罠を食い破りに出向きます。
 美咋の考え次第で、彼女の家族や他の教諭等限定で全てを明かすこともあり得て、その場合柚明は「後付けで」羽様の家族にも、美咋の陵辱も含めて明かす積りでした。
 但し事前には、美咋が「本当に誰にも知られたくない」と望む可能性を慮って、柚明は誰にも事情を漏らしていません。

 そしてもう一つ、柚明は大野俊政に救いの芽も残したかった。もし柚明の説得を受けて彼が正気に返り(又は思い直して)、今迄の所業を悔い改め、一生をかけて償う・責任を取るとなって美咋がそれを許し受け容れた場合、教諭と生徒の恋はそれなりに問題だけど、彼を破滅させることが却って美咋を不幸に陥れるかも知れない。
 羽様の家族に事前に全て語ることを逡巡したのは、むしろこちらに大きな比重がある。
 柚明の人を見る目が甘い傾向は事実ですが、大野俊政に関してはただ甘く優しかったのではなく、特殊事情です。

 若木葛子に関しては「この後にこうなると分かっていれば」の典型です。
 生命の危難に迫られるまで、葛子が真意を明かすまで、柚明さえ葛子が何を考え想っていたのか、悟れなかったのですから。再度言います。
「どの時点で誰が何の立場で、どの神の視点から未来から遡って『こうなるからこうする』などと分かったのか。言えたのか。措置できたのか?」

>一般ピープルの自分にもこれくらいは思いつきますよ、真弓や正樹やサクヤや笑子ならもっといい方法を思いつくのでは?

 結果を分かっていれば思いつけるでしょう。わたしもそうです。
 黒鯨さんの回答は「後出しじゃんけん」で使えないものが多い。

 わたしが幾ら黒鯨さんの問いに答を返しても、納得いただけなかった事情が分かった気がします。わたしがこうして問い返し、黒鯨さんの答えを頂いて、黒鯨さんの前提・想定が破綻していると示さなければ、黒鯨さんはいつ迄もこの破綻した前提・想定を元に、正樹や真弓やサクヤや笑子や鬼切部を責め続けたでしょう。それにわたしが得心できる筈もない。
 それと、笑子はこの年の1月に死去しています。大野俊政の一件を描いた「せめてその時が来る迄は」には、登場もしていません。
 黒鯨さん、もしかして柚明の章を読んでおられない? 所詮私人の二次創作なので、「読め」とは言いませんけど、碌に読まずに上から目線で、破綻した前提・想定から責め続けられるのは、多少勘に障ります。

> >誰の責任だと思いますか? 誰が悪いと思いますか? どこかで誰かがいつか為す悪事の結果まで、全て正義の味方の責任ですか? しかも鬼切部は正義の味方ではない。
>そうやって誤魔化して責任の所在を曖昧にするのはやめましょうね。

 わたしからも、それは申し上げたい。
 そうやって誤魔化して責任の所在を曖昧にするのはやめましょう

 夏美の件の原因は、夏美が人を率いる術を知らず覚える暇もない内に、急成長した団体の内部統制が取れず、利権の調整も出来ず、瓦解を止められなかったことにあります。若杉の動きなど、崩れ掛かった瓦礫を突ついた程度の影響にすぎない。
 夏美は姉・春恵の説諭を聞かず(春恵まで続いてきた代々の教えも聞き容れず)、己の異能の「力」を人に認めさせたいが為に、人前で大規模に「力」を振るい、その末に自身を核とした団体の経営に失敗し、最後は自身の災難に姉を巻き込んだ。
 同情の余地もなくはないが、彼女の所作で人生をねじ曲げられた人から見れば、「夏美がこの道を辿らなければ、これ程多くの悲嘆が生じることはなかった」のです。

 若杉の側に、夏美に特別に好意的に応対する事情は薄弱です。
 異能の「力」が世間の話題になってからの夏美など、世間の陰に存在を隠したい鬼切部には、本物の故に異能の「力」の存在を晒し、世間に目立って危険なだけです。
 若杉にも性向の偏りや無策失陥はあり、この時も最善手だったとは言えないが、どっちに大本の原因と責任があるかと言えば、きっぱりはっきり夏美です。

 大野の件の原因は……違う……これは葛子の件の原因ですね。大野の件については、先程述べたとおりですから。
 葛子の件の原因は、黒鯨さんの指摘のとおり「若杉から見ても(!)極端な差別主義者の葛子を送った若杉の無能と怠慢」にあります。
 この件については、きっぱりはっきり若杉に大本の原因と責任があります
 それに対しては、その後若杉も必死に謝罪や賠償などに努めています。それで足りないのは勿論ですが、終わってしまったことには、もう誠意を見せ続ける他に術がない。
 納得できない被害者側の想いも、当然です。

>桂が柚明や葛を~は、欠点は数多いけれど愛深い原作羽藤桂とはかけはなれた柚明の章羽藤桂の無情さ無責任さが鍛えこんだ複数人に袋叩きにされても柚明が死なないと確信できるほど幼少時に真弓の過酷な鍛錬を観ていたことに起因するのではないかと連想したからです。

 言葉を尽くして分かってもらうのは、作者の責務と考えますが、読み手にも読解する気持がないと、永遠に分らないのかも知れません。特に、斜め読みしているとしか思えない問いかけを頂いたりすると、そう感じます。もしかしたら、斜め読みさせてしまう冗長さ・文章量の多さが、わたしの欠陥なのかも知れません。

>そうですよ、明良もその同類で自業自得です~(中略)~明良は白花が一人、人を殺した時点で白花を殺して切腹するべきだったということです。

 そうなのでしょうね。明良が白花を取り逃がしたことが多くの悲劇を生んだ。
 そして白花を殺せる技量(可能性でも)のある者は、明良・為景・楓・烏月の4人しかいなかった。他の者は白花の前では十把一絡げの雑魚達です。結果、烏月が出向きました。
 ちなみに明良の行動は、アカイイト原作のとおりです。わたしはそれを左右できない。

 相馬党の関りは、後日譚第2.5話で漸く可能性が見えてきたものです。
「そこまで影響させる積りはなかった」等の弁明が認められないのは当然で、今後処分が始まるでしょう。相馬党を皆殺し(又は降格等)して東北の鬼切部を別の党にすげ替えるのか、内部で特定の犯人を突き止めて罰を与えることで綱紀粛正するのか、その辺りはまだ描いていません。
 白花を匿うことに関わった者でも「お誂え向きに盲目になった姉妹」などそのほとんどは、「白花が鬼を宿す」とは知らされぬ侭、「明良様がお世話になった人の子」だと、面倒見るように言われて面倒見ていただけですが……それでも結果がこうでは同類扱いもやむを得ないと考えます。

>ええ、彼ら(残りの多数)には鬼を斬る以外に道は無く結果的にとはいえ日本を守っているのだからそうは言いません。
が~(中略)~仇の家族とはいえ当時未成年であり、十年間地獄で日本を守ってくれていた柚明に被害者面で八つ当たりするのは話が別です。

 自分が酷い目を見た者は、他者がもっと酷い状況にあったことに想いを馳せることが難しいものです。
 柚明はそれを先には責めたてず、彼らの心を開かせた後で、諄々と呑み込ませていく途を選びました。この流れについて、黒鯨さんが納得いかない気持は、分かります。

>主が復活したら日本全体の危機なのだから。若杉に土下座して靴の裏を舐めて絶対服従を誓って体内に爆弾でも裏切ったら死ぬ式神でもなんでも仕込んでで死に物狂いで白花を抹殺した後で白花を匿った者は被害者(千羽党以外も含む)にボコボコにされて(千羽的にはこれが正当な復讐なんでしょ?)自らを罰するべきです~

 アカイイト本編で経観塚へ白花を討ちに赴いたのは烏月一人でした。他には誰も差し向けていない。応援も来ていない(来るとも呼ぶとも描写がない)
 かつてわたしがアオイシロに抱いた疑念と同種ですが、この点は黒鯨さんに同意します。
 わたしに本編の事実関係は左右できないので、そうなった背景を導く他になかった訳ですが、烏月に自爆する式神を仕込む位のことをしても良かったのかも知れない。前述しましたが、それ以下の連中では自爆する式神を仕込んでも、白花を捉えられません。

>そんな無情な暴君が人外の観月を騙まし討ちにして自分の家がそれを実行した暴君の用心棒だったからといって一々ショックを受けて自分達も切り捨てられるかもと不安になった挙句何もかも投げ出して男に惚れて引きこもったさいきょうのおにきりやくがいたそうですね。繊細なんですねぇ…
脳みそお花畑ですか?大事なのは自分の家族だけですか?

 流石に味方(上司)に誅殺されるのは、気乗りしませんからね。鬼切部と言えども。

>その後も頑張って鬼切りに励んでください。
体内に爆弾でも裏切ったら死ぬ式神でも埋め込んで綺麗どころを差し出して若杉に絶対服従を誓えば皆殺しにされることはないんじゃないでしょうか多分。完全に言いなりになる鬼切部が手に入るんだから。

 完全服従した者ほど使いやすい手駒はありません。すりつぶすまで使い切りますよ。
 皆殺しとそれ程違いはないでしょう。一夜で焼き滅ぼすか、少し時間をかけて残らず使い捨てるかの違い。部外者には関係ないでしょうが、当事者には多少問題ありです。

>「失態は功績で取り返せ」もありなら、「被害者に謝って許しを得る」もあり。

 功績を挙げれば新たな被害は生じません。被害者は必ず死人とは限りません。遺族がいれば許しをもらえる可能性も、黒鯨さんが言っていた様に、
「可能性は僅かですが生まれます。何もしなければ、確率は限りなくゼロです」

>(前略)人間は全知全能の神ではありませんからね。でも明良たちの甘さで巻き込まれて死んだ人たちも堪ったものではありませんよね、そのケジメはつけましょうね、最低限の誇りがあるのなら。
日本全体の危機なら私情を捨てて死に物狂いで働きましょうね、最低限の誇りがあるのなら。

 この辺りは、公式の後日譚でも、誰の二次創作でも触れられていないようですね。
 2ちゃんねるのアカイイトスレでも触れられた形跡はなさそうですし。黒鯨さんが指摘して切り開いた境地かも知れません、明良の罪業については。
 アカイイト本編の事実関係を左右できず、欠落をわたしの想定で補っていった柚明の章では、黒鯨さんは納得いかないのも分る気がします。
 この上は、黒鯨さんが納得の行く二次創作を執筆して「こっちの方が的確だ」と示していただく方がよい気がしてきました。

 斜め読みいただいた箇所もあった様ですが、ここまで色々指摘して下さったことは斬新で、想定を問い直すきっかけにもなれました。
 どうもありがとうございました。

Re: アカイイト本編の事実関係への突っ込みは… - 黒鯨

2017/02/24 (Fri) 06:42:09

>功績を挙げれば新たな被害は生じません。被害者は必ず死人とは限りません。遺族がいれば許しをもらえる可能性も、黒鯨さんが言っていた様に、
>「可能性は僅かですが生まれます。何もしなければ、確率は限りなくゼロです」

自分が言っているのは死んだ人間に許してもらえる可能性の事です、その可能性は確実にゼロです。死人は帰ってこないのだから。まあ千羽党の無責任さではあの世でも許してくれる可能性は限りなく低そうですが。



ヤクザけしかけたり本命がいる上で幼児にセクハラや人食い鬼をそれと知らせず家族に世話させるのが作中で善人とされるキャラの許容範囲内とか・・・もう注意書きに『この作品の原作の舞台は現代日本ですがこの作品では倫理観が崩壊した異世界に改変しています』とでも書いておく事をオススメします。

お疲れさまでした。

こちらこそ、おつかれさまでした - 久遠長文

2017/02/24 (Fri) 22:52:03

 書き込みいただき有り難うございます、久遠長文です。

>ヤクザけしかけたり本命がいる上で幼児にセクハラや人食い鬼をそれと知らせず家族に世話させるのが作中で善人とされるキャラの許容範囲内とか・・・もう注意書きに『この作品の原作の舞台は現代日本ですがこの作品では倫理観が崩壊した異世界に改変しています』とでも書いておく事をオススメします。

 また違う話しをごっちゃに混ぜて。倫理観より話題が崩壊していますよ。
「ヤクザけしかけたのが作中で善人とされるキャラの許容範囲」とか、誰の話しですか?
 黒鯨さん、本当にこの作品、読んでいます?
 前回も、大野俊政の件で「笑子あたりにそこらへんどう思っているのか聞いてみたい」(笑子はその半年前に死去しており、登場しません)とかあったけど。

 読んでないなら別にいいです、私人の二次創作なので。でも、読んでないにも関わらずその中身に口を差し挟むのは、なぜ? 中途半端に興味がある? あれだけの分量を書き込んでくれた方なので、読み込んでくれた方だと思って、総力で答えて来た積りですが。

 常識は地域や世代や属する集団で移ろい変わるものです。それはハーレムやお稚児さんが常識の中世や異世界ではなくても。
 子供の虐待に児童相談所や警察が踏み込む様になったのは、この拾数年です。それ迄は家庭の問題扱いでした。三十年も前は、政治家に愛人がいることは当然で、敢て指摘しないのが報道業界の常識でした。社会主義の国々が労働者の楽園だと言うことが、日本の何割かの人々の常識だった頃もあります。太陽系の外にも宇宙が広がっていると100年前の人に語っても、常識的ではないと言われるでしょう。
 それぞれの世代や地域や集団にはそれぞれの常識があり、外側の常識とずれがあることは少なくない。「ケンミンshow」を見れば分かる通り、現代日本でも様々な地方に様々な常識がある。

 因みにサクヤの年齢は1700歳、中世どころの隔たりではない。今にも生きているから、それなりに今に合わせている処はあれど、逆に千数百年の常識も過ごしてきている訳です。そこここに小さなズレがあって不思議ではない。
 黒鯨さんなら警察に通報するのでしょう。そして過剰な性的接触ではないとされた末に、「警察に常識がない」と言い出すでしょうか。
 お風呂で体を洗ったりした際にたまたま首筋に口元が触れた程度のこと、「常識で考えても」過剰反応としか言いようがない。

>自分が言っているのは死んだ人間に許してもらえる可能性の事です、その可能性は確実にゼロです。死人は帰ってこないのだから。まあ千羽党の無責任さではあの世でも許してくれる可能性は限りなく低そうですが。

 これは白花が殺めたの人ことですよね? 黒鯨さんに言わせれば、それも千羽の無責任の結果だそうですが、千羽にだけその理屈を押しつけますか? 白花にも、自決の意志がなかったことは咎ではないのですか? 黒鯨さんの理屈で言うのなら。
 白花はそれらの罪を償うことなく、ご神木に宿ってしまった。彼がご神木で受ける苦痛は柚明の分で、自身が傷つけた者の償いには手が付いてない。彼が殺めた千羽の者の生命についてもです。

 白花は死んだ人間に許してもらえそうですか? 代わりに主の封じを担うからなんてことでは、許されませんよね。功績で失態は取り返せないのですから。
 黒鯨さんにとって白花の所業は、善人とされるキャラの許容範囲内ですか?

 黒鯨さんが納得できる物語って、どんなものでしょう? 書き込みを見る限り、アカイイト本編の記述にも納得できてない様なので。他に見つからないようなら、ご自身で描いてみることをオススメします、二次創作でも三次創作でも。
 わたしもぜひ斜め読みして、適当に口を差し挟んでみたい。

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